習慣化できない人の特徴3選

習慣化

はじめまして。
毎日10個の習慣に取り組み、習慣化コーチとしても活動しているワンといいます。

早起き、運動など習慣化に失敗した経験がある人は多いのではないでしょうか?私自身も何度も失敗してきましたし、最初からうまくいく人は少数です。

この記事では習慣化サポートしてきた中で感じた「習慣化できない人の特徴」を3つご紹介したいと思います。

失敗された経験がある方はあてはまってないかを是非チェックしてみてください。

この記事で分かること

・習慣化に失敗する人の特徴
・失敗してしまうプロセス
・どうすれば失敗を防げるのか

1. やりたい事が分かってない

1つ目「やりたい事が分かってない」

開始1週間ぐらいで挫折する人に多いのがこの特徴です。

勢いで「明日から5時に起きる」「毎日英語を勉強する」とスタートするものの気づけば1週間もたたず挫折しそのまま燃え尽きてしまうケースは多いです。

ちょっと考えてみてください。

本当にやりたいと思う事が1週間も続かないっておかしくないですか?

心からやりたいという気持ちがあれば1週間ぐらいは行動できそうです。それもできないのはやはり心の中の炎が燃えてない可能性が高いです。

「とりあえず早起きする」ではまず失敗する

仮に「とりあえず明日から早起きする!」とスタートしても習慣化はほぼ不可能です。そこには「なぜ早起きしたいのか?」という本当にやりたい事がないからです。

「朝5時に起きる」「毎日英語を勉強する」という活動はただの手段であり本当にやりたい事ではないはずです。ただの手段ではしんどくなったり、うまくいかないと簡単にやめてしまうのです。

大切なのは「朝5時に起きて何をしたいのか?」「毎日英語を勉強して何をしたいのか?」まで意識する事です。「何をしたいのか?」があなたのやりたい事になってこそつづけるモチベーションになります。

この意識の差が習慣化成功のカギとなります。

ワン
ワン

手段を意識しすぎて「目的迷子」になってないかをチェックしてみましょう

やりたい事がない人はつづける事を目標に

「まずやりたい事を明確にする」といいましたが実際はやりたい事が明確にない、できない人も多いのではないでしょうか?

1年後の試験に合格する!といった明確な目標があれば良いですが、漠然と何かを変えたくて習慣化に取り組むという人も多いと思います。

やりたい事や目標は簡単には見つからないものです。それは当たり前で、実際の経験がなければそれがやりたい事か判断しようがないのです。その状態ではいくら考えても悶々としたままです。

この状態の場合、とりあえず得意な事や興味ある事を「つづける事を目標にする」がオススメです。つづければ上達もするし、その中でやりたい事も明確になってきます。(逆に「やりたくない」という気持ちも分かってきます)

ワン
ワン

やりたい事がはっきりしないなら、とりあえず興味ある事をつづけてみる

2. 成果にとらわれすぎている


2つ目は「成果にとらわれすぎている」です。
挫折する人の大半はこの特徴があります。

何日か行動したところで目に見える成果はすぐに出ません。理屈では分かっていても1週間、1ヶ月と取り組んで成果が出ないと焦りや迷いが生まれてきます。

そして我慢できず習慣化する前に目標を変えてしまいます。(例:筋トレ10回⇨100回、勉強20分⇨1時間)

気持ちは分かりますがそれをやってしまうと習慣化は一気に難しくなります。

今は成果は出てなくても、小さな行動をとにかくつづける

習慣化で一番肝であり難しい部分だと思います。これを乗り越えるには成果を出す」と「行動する」は切り離して考える必要があります。

成果目標と行動目標に分けて考える

切り離して考えるために目標には成果目標行動目標の2つがあると認識しましょう。

成果目標は「1番になる」「合格する」といった目標に対し、行動目標は「1日30分勉強する」「1日5P読書する」といったの自身の行動を目標とします。

2つの違いは「自分でコントロールできるかどうか?」です。

例えば「SNSフォロワー1万人達成」というような成果目標の場合、結果はフォロワーしだいですしトレンドなど他の要因も絡んできます。それは自分ではコントロールができません。

一方で「SNSフォロワー1万人を目指し1日30分活動する」という行動目標だとどうでしょう。これなら活動するかは自分でコントロールできます。30分集中して取り組めば目標達成です。

どちらの目標でもフォロワー1万人という成果を達成できるかはやってみないとわかりません。またどちらが良いかはその人の状況や目指す内容にもよります。

ただ目標には2種類ある事を認識しましょう。

習慣化は行動目標で設定する

習慣を身につけるには行動目標でセットすべきです。

多くの人は、成果目標 →  成果目標に向かって習慣化で考えています。

成果目標に向かって取り組むのは一見正しいのですが、成果が出るまで時間がかかったり下手すると永遠に達成できない可能性もあります。

頑張って取り組んでいるのに、全く達成感を感じられない日々。この状態でつづけていくのは並のメンタルではできません。

成果が出なくても行動をつづけるには小さな達成感や成長の実感が支えとなります。そのため習慣を身につけるには以下の順序の方が効率的です。

カッコいい成果目標は必要なく、まず小さな行動目標をセットしてつづける。小さな達成を積み重ねる事に慣れてから目標をアップデートしていく流れの方がうまく習慣の力を活かせます。

行動目標は英語であれば「1日1つの単語を覚える」「5分英語ニュースを聞く」といったレベルでOKです。自分でコントロールできるので、やれば必ず目標達成し達成感を得ることができます。

小さくても多くの達成感を得られる事が行動目標の最大のメリットであり、つづけるモチベーションを保つ事ができます。

成果目標はまずつづけられるようになってから考えるぐらいの気持ちでOKです。

テスト
ワン

最初からカッコいい成果目標は必要ありません成果目標より行動目標でスタートしてみましょう。

3. 自分に厳しすぎる

3つ目は「自分に厳しすぎる」です。

「自分に厳しい」は褒め言葉でもあり、習慣化においても必要な要素なのですが「厳しすぎる」と習慣化の邪魔をしてしまいます。

具体的に何が厳しすぎるのでしょうか

小さな目標を受け入れられない

習慣化の鉄則は「行動目標を小さくする事」です。

例えば毎日腹筋100回だとキツく感じるけど、腹筋5回ならできそうな感じがしますよね。これは皆さん理解してもらえると思います。

では目標を「毎日腹筋5回」に設定することができるか? となると話が変わってきます。「自分はもっと頑張らないとダメだ」という厳しさが小さな目標設定の邪魔をします。

あるいは5回で目標セットしていても、実は100回やるという人もいます。目標以上やるのは問題ありませんがた5回でも100回でも目標達成の価値は同じです。回数が多い=エライって事ではありません。

大切なのは小さな目標でも達成した事に対し自分を認めてあげられる事です。自分に厳しすぎる人は小さな目標を受け入れられず、達成しても素直に認める事ができないのです。

ワン
ワン

自分への厳しさは目標の大小ではなく、達成できたかどうかに使いましょう!

他人と比較しすぎてしまう

自分に厳しすぎる人は他人との差を気にしすぎてしまう傾向があります。

他人との比較は切磋琢磨していい方向に進む事ももちろんあります。ただ習慣化のスタート段階では他人を意識することは避けるべきです。

習慣化は1人1人取り組むレベル、環境が異なります。誰1人として全く同じ条件の人はいません。違うフィールドにいる相手とは比較になってないですし、そこにストレスを感じても意味はありません。初期の段階は自分に集中して、自分の成長を意識する事が大切です。

他人と比較すると焦って目標を大きくしたり、過度に追い込んで取り組みがちです。そうなるとつづける事はかなり難しくなります。

どうしても他人との差に目が向いてしまう方には「自分が今日できた事を書き出す習慣」をオススメしています。


小さくても1つでも構いません。書き出そうとすると無理にでもできた事を探そうとし、自分の成果や成長に目を向けれるようになっていきます。

失敗を自分の弱さのせいにする

習慣化に失敗した時に「自分は意思が弱い」とか「何をやってもできないんだ」といった風に自分を責めてしまう事はありませんか?

これも自分に厳しすぎる人によくある傾向です。

失敗は反省すべきですが、目を向けるのは「自分」ではなく「仕組み」です。失敗の責任は仕組みのせいです。あなたの弱さのせいではありません。

もし失敗の原因が「自分の意思の弱さ」だとしたら、どう改善したらいいのでしょう?
どうやったら意思を鍛えられるのでしょうか?
意思が強くなるのはいつでしょうか?

抽象的すぎてさっぱり分かりませんよね。

意思が強いと言われる人でも状況によって意思は弱くなります。お腹がペコペコだったり、徹夜続きだとどんな人だって意思は弱くなります。

意思の強さは一定でなく、改善して行くのはとてつもなく難しい事です。

なので失敗の原因は「意思」ではなく改善ができる「仕組み」のせいにしましょう。

朝早起きできないのは自分の意思の弱さではなく、起きるための仕組みが悪いのです。そして「寝る時間を1時間早くする」「目覚ましを遠くに置く」等々、仕組みを改善していくのです。

仕組みに目を向け改善をつづければいずれ必ず習慣化に成功します。

ワン
ワン

そもそも人の意思はあてにならないので意思に頼らないようにしましょう。

どうしても習慣化できない人へ。習慣化のプロが伴走します!

いかがだったでしょうか?

習慣化できない人には共通の特徴があります。もしあなたも当てはまっている物があればぜひ見直してみてください。

もしそれでも習慣化できないという人がいらっしゃれば習慣化コーチの私が伴走するサービスを用意しています。

私自身も何度も挫折してきたからこそ寄り添える部分も多いと思います。習慣化に重要なスタート期間を皆さんと伴走しながら成功を目指します。

一緒に習慣化スキルを身につけて「自分のなりたい自分」を目指しましょう!

習慣化にチャレンジしたい人はこちらから

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